RODA×LUZ別注を振り返る
フットサルを愛する皆様、こんにちは。ＲＯＤＡの鶴見です。
前回はRODA初の別注モデルを紹介させて頂きましたが、今回はこの15年間で作成したRODA×LUZ別注アイテムの歴史を振り返ろうと思います。
フットサルウェアと言えば別注。と言えるくらい、フットサルブランドとショップが乱立していた10年前は各フットサルショップが自分たちの色を出そうとこぞって各ブランドと別注アイテムを作成していた時代がありました。今思えば異常でしたが、良い意味でとらえれば活気で溢れていた。
当然RODAも様々な別注を出しました。そこで今回は個人的に私が気に入っている別注ベスト5を紹介しようと思います。
5位 川崎店OPEN別注昇華ロングプラシャツ
その名の通り、RODA川崎ラ チッタデッラ店がOPENする際に記念して作成された別注プラシャツ。10年前の2011年12月10日にOPENした川崎店。目の前に屋根付きのフットサルコート。そしてカフェも併設しているという当時では画期的かつ日本でも唯一と言っていい立地に満を持してOPENしました。フットサル人気絶頂。当時のRODAはそれこそ様々なブランドを取り扱い、OPEN日には様々な別注が並んでいましたね。
川崎OPENから今までの話をすると一冊の本が出来るほどの長さになるので割愛させてもらいますが、RODAの歴史において輝かしい一瞬であった事は間違いありません。
OPENING記念大会ではこの別注を着て会社のチームで出場したりしてましたね。。。皆若い(笑)
背中の世界地図は個人的に大好きなロゴでした。LUZ設立当時に作成したロングＴシャツに使われていたもので、それを採用してもらいました。コンセプトは川崎から世界へ飛び立つようなイメージです。
ちなみに地図的にヨーロッパが中心のように捉えられるかもしれませんが、LUZ的解釈としてはアフリカ大陸こそ、人類の起源であり、全ての始まりという意味合いでアフリカを中心と捉えています。
4位 TOMOKIデザインアフリカン別注プラシャツ
LUZeSOMBRAの２大アイコンであり永遠のSELECAOクルーTar chanこと、現アグレミーナ浜松所属の田中智基がデザインしてくれたプラシャツ。これのコンセプトは民族。５位の川崎別注でも出てきたアフリカン民族をイメージしてデザインしてくれたもの。
TOPSとPANTSをまたぐように民族柄が続くこのアシンメトリーなデザインは物凄く注目を浴び、かなりの勢いでご注文があったのを覚えています。
当時のLUZと言えば緑・黄色・黒という鉄板カラーが主でしたね。胸のこのロゴも懐かしいですね。ちなみに現在はこのロゴは封印されているようです。
3位 RINデザインフリーダム別注プラシャツ
こちらはTOMOKIと同じくLUZeSOMBRA設立メンバーの一人でもあり、LUZ始まりからずっとLUZのアイコンであり続けるLEGEND RINが自由気ままにデザインしたプラシャツ。
レインボーカラーに自分の好きなロゴをふんだんと入れた感じ。何ともリンらしい自由なプラシャツ。表面のデザインになっている木はアカシアの木と言って、アフリカサバンナに生えているアフリカの象徴的な意味合い。当時のLUZはそこの起源的な部分をかなり掘っていて、それをそのままデザインに落とし込んでいました。
アカシア木の頭上には５つの星とLUZの象徴でもある三日月。星が５つっていうのはフットサルの５人の意味だそう。これも実際に着てPLAYしたかどうかは別として、大事な１枚ですね。
【番外編】RIN&TAR別注Tシャツ
RINとTARが出てきたとなったらこのロゴを紹介しないわけにはいかないですね。RINがRODA STAFFとして、TARがLUZの工場長として働いていたころ、TOMOKIなのかRINなのか誰かがふざけて作ったこのロゴが、思いのほか人気を博し、当時2人が在籍していた湘南ベルマーレフットサルクラブのホームゲームにRODAが出店してた頃、よくこの別注Ｔシャツを売っていたのを思い出します。
このロゴメッキリ最近見なくなりましたが、、、妙に親近感が沸く一度見たら忘れられないロゴですね。。。
2位 Ouro シリーズ
Ouroとはポルトガル語で金/ゴールドの意味。
フットサルシニア層になりつつあった自分たち世代へ向けたシリーズです。当時34、35歳くらいだったのかな？第1次世代の我々が、第2世代を明確に感じてきて若者もLUZを着てくれるようになったころ、、、大人向けに企画したのがこのOuroシリーズ。黒と金ってかなりギリギリのところで金の色が思いっきり派手でラメっぽかったらそれこそ若者向けになってしまうんですが、そこは大人向け。シャンパンゴールドをイメージした落ち着いた金（今思えばベージュっぽいですね。）が本当に大人プレイヤーに共感を頂けたのが嬉しかったですね。
写真は当時の売り場。
この頃はDesporteとLUZをコラボして半年に一度のペースでシューズも別注で出していたんですね。そのシューズと連動したデザイン。この時はシューズだけで900足くらい販売していたほどでした。
1位 リフレクター7分プラシャツ
これはね、登場した当初、度肝抜かれましたね。まず7分でフットサルやるのかよ？っていうところと反射するリフレクタープリントのカッコよさ。。。
僕の記憶の限りではLUZとの別注で初めて100枚以上販売したプラシャツだったような気がします。あのLUZが同じデザインの商品を100枚売れるようになる。全く知名度も無い時代から販売していた僕にとってはこれは本当に嬉しかった。
当時他所のブランドがやっていない、、、7分でリフレクターでかつシンプル。まさにLUZの真骨頂。これにヘアバンドつけてピステパンツ穿いて、、、夜な夜な蹴っているプレイヤーいたら、、、それはもう目立つこと間違いなしですよね？
今、リヴァイバルでもう一度販売してもいいかもしれないですね。それほどこのアイテムは思い出深いです。
今回紹介したのはほんの一部でまだまだ沢山の別注アイテムを作成してきているんです。思い返すと結構ふざけてたなーというものもあれば、今もう一度出したい！と思える名盤まで。昔のデザインを見てると懐かしく、当時の情景を思い出しもします。
これからも別注は出していくでしょう。そこにはその時代の背景や、担当したスタッフの想いが込められています。次に出る別注はどのようなアイテムになるのか！！？？
どうぞお楽しみにしていてくださいね！！！